将棋について

私と将棋との出会いは、忘れもしない1979年、幼稚園年長のときのお正月です。なぜそこまで鮮明に覚えているかと言えば、亡き父が「雄大も今年から小学校だから、将棋くらい覚えないとな」と言いながら、手ほどきしてくれたからです。父の言葉の一言一句、そのときの表情もありありと思い出せます。

 

私はあっという間に将棋に夢中になりました。将棋ができる友だちは周りにいなかったので、父の帰りを待ちわび対局をせがむのですが到底物足りません。1年生になるとすぐに、東京・将棋会館の道場に連れて行ってもらいました。何番か指した後、父は4級、私は6級の認定を受けました。

そこから毎週末のように道場に通い、腕を磨きましたが、中学進学を機に、いったん将棋から関心が離れます。史上最年少21歳の谷川名人の衝撃から数年経過し、今とは将棋をめぐる環境も大違いでした。大学進学後、友だちと共に一時期道場通いを再開しましたが、再び20年近く、将棋熱が冷めた状態で過ごしていました。

 

ところが2015年の暮れ、京都府庁内で小さな将棋大会が開催されることを偶然知り、何の気なしに申し込んだところ、運良く優勝することができました。それをきっかけに、眠っていた将棋熱が再びよみがえったのでした(あまりに嬉しかったので、額縁に入れて飾っています)。現在私は、日本将棋連盟京都府庁支部に所属し、アマチュア大会(個人戦、団体戦)に出たり、プロの対局を観戦したり等、将棋ライフを満喫しています。

 

折しも今は空前の将棋ブーム。事務所に来られた方からも、将棋の話題を伺うことがしばしばです。特に藤井聡太七段は、知らない人はいないほどです。「昔はよく指した」という方も大勢いらっしゃいます。
事務所にも盤駒を揃えていますので、みなさまもお時間が合えば是非、一局お手合わせしませんか。