今年の冬はとりわけ寒かった気がしますが、ようやく京都も春めいてきました。
私のほうも、難航していた個別事件やプロジェクトが新たな展開を迎えたりすることが続き、
ここのところずっとバタバタしていましたが、どうにか見通しが立ってきた感じです。
最近私がよく感じるのが、「寛容である」こと、「踏みとどまる」ことの貴重さです。
ご相談を伺うことの多い家事事件では特に、この2点を意識することが多い気がします。
例えば仮に受任には至らなくても、法律相談の中でこの部分に光をあてることで
ご本人のお悩みを多少なりとも軽減できたと感じられたときには、心から良かったと
思いますし、難しい事件の中で、最善の解決をご本人と一緒に見つけられたときは、
とても嬉しいものです。
これから新年度に向けて、今一度原点を振り返ってすべての事件にしっかり
取り組みたいと思います。