真剣勝負?

これから日々のことなどをブログ形式でアップロードしていこうと思います。

どうぞよろしくお願いします。

吉田雄大

どんな事件であれ、弁護士は依頼者から相談内容を伺い、事件を法的視点から分析し、

法令や過去の裁判例などを調査した上、適宜見通しを伝えるなどしながら意見交換をし、

方針を決めていきます。

私の場合、ここにはかなりの時間をかけるほうだと思っています。


ただ、そもそも持ち時間が限られている法律相談や、ご本人が身柄拘束されている案件では、

一分一秒も無駄にできません。

それ自体は当たり前のことなのですが、こうした場合は特に、話の聞き方、意見を述べる

タイミングや間(ま)、話し方にも細心の注意を払います。

ご本人は弁護士である私の声を一言も聞き漏らさないよう、全神経を集中させておられるため、

それにきちんと応えなければなりません。

さながら真剣勝負のように感じられます。だからこそ、法律相談の最後などで、相談者の方が

満足ゆく顔で感謝の意を言ってくださったときの充実感は格別です。

 

昨年度1年間は京都弁護士会副会長として、従前の案件を処理しつつ、弁護士会に関する

さまざまな事柄について内々の検討をすることにかなりの労力を割いてきたため、

なかなかこうした機会も少なかったですが、ここ数日たまたま、こうした機会が続いたので、

眠っていた神経に「活」が入ったような、心地よい興奮があります。


弁護士は言葉・理屈で勝負する仕事だと思われがちですが、こうした部分にも注意を

向けられると、弁護士へのまた違った見方ができるかもしれませんね。